パイロットたちをまとめるリーダー。
常に冷静さを保ち、自分の感情を表に出さないため、冷たい人間だと周囲に誤解されていた。一騎曰く「不器用」な性格。
左眼に、幼い頃、一騎に負わされた怪我の痕が残っている。
第一次蒼穹作戦前に北極ミールに捕らわれ、肉体を消失した。
その後、操のミール内で2年を過ごし、第二次蒼穹作戦を期に肉体を取りもどした。
現在は、以前と変わらぬ生活を送りながら、フェストゥムの思考を分析したり、マークニヒトの解体方法を探っている。
だが、その肉体はすでに普通の人間のものではなく、島のコアに近い存在になっている。
どう猛な支配欲――状況を支配し、ゲームのように敵を追い込みたいという意識――を感じるようになるが、
それをあまり表には出さず、淡々と戦闘をこなしていく。
ベースは、日野洋治とミツヒロ・バートランドが設計・開発した、ザルヴァートル・モデル。
だが、開発段階でフェストゥムに奪われ、別のものに再構成されてしまった。
そのため、機体そのものがブラックボックス化してしまい、解体作業が難航していた。
再起動したマークニヒトは、機体そのものが持つパワーと総士の高い分析能力が合わさって、アザゼル型にも対抗しうるほどの強大な力を発揮する。
だが、総士は今でも、この機体は本来、封印すべきしろものだと感じている。
全ファフナーを指揮、管理する装置。
ジークフリード・システム搭乗者とパイロットを
シナジェティック・コードで連結し、
精神状態や負傷の度合い、戦局などを把握する。