一騎たちの後輩で、第二世代のパイロット。
中学時代、アイドルになりたいといって騒ぎを起こした事がある。
小楯衛にゴウバイン・ヘルメットを託されてからは、パイロットチームの中心的役割を担うようになる。
また、アイドルになりたいという夢も叶ったようで、竜宮島のテレビには連日、広登主演のバラエティ番組や歌番組、ニュースなどが流れている。
2年半ぶりの実戦にあたり、広登は大切なゴウバイン・ヘルメットを美三香に譲る。
先輩の衛がそうしたように、彼もまた後輩の育成を考えるまでに成長していた。
さらに、来訪した人類軍に興味を抱き、彼らの考えや立場をインタビューという形で島に広める。
島外派遣期間中もカメラを回し続け、外の世界の情報を島民に伝えようとしている。
ゴウバイン・ヘルメットをかぶった広登は、小楯衛をリスペクトするあまり、過激なスタンドプレイに走るようになる。
だが、美三香にヘルメットを譲り渡してからは、変性意識の影響もあまりなく、敵と分かりあえる日が来る事を信じて戦っている。
ノートゥング・モデル5番機。
元々は衛が搭乗していた機体。4つのシールドで構成されるイージス装備を搭載し、戦いの最前線で敵の攻撃や爆発から仲間を守る。