一騎たちの後輩で、第二世代のパイロット。
島のコアだった皆城乙姫の親友で、生まれ変わった乙姫の元へ連日通っている。乙姫に「フェストゥムにも命がある」と教えられ、それ以来、戦闘の度に彼らの墓標を作り続けている。
中学時代は生物部に所属。昆虫の研究に夢中になっていた。
今は特殊医療とドクターコースを選択し、二代目乙姫が順調に成長するための研究を行っている。
以前の芹は明るく活発な少女だったが、現在の彼女は研究に没頭し、ひとりで過ごす事が多くなった。
広登はそんな芹を心配し、自分が企画する番組に度々彼女を引っ張り出している。
戦闘時の超次元現象(SDP)は、「同化と再生」。周囲の物を同化して、機体と自分を修復していく。
その代償として起こった新同化現象も、同化。触れる物すべてを同化してしまうため、食事も困難になってしまう。
生き物の命を奪う事への罪悪感と、向こうから攻めてこなければ殺さなくて済むのにという怒りが交互に表れる。
特に怒りの衝動は凄まじく、その結果、自分の装備も相手の戦力も確かめず、敵にがむしゃらに突っこんでいくという攻撃形態をとってしまう。
ノートゥング・モデル12番機。
頭突き攻撃を繰り出す芹のために、ショットガンホーンという武器が開発された。その仕組みは、エネルギーフィールドを発生させる角のような物を頭部に装着し、先端からプラズマを放出してとどめを刺すというものだ。