元第一世代ファフナー・パイロット。近藤剣司の恋人。
第一次蒼穹作戦直前、ファフナーに長時間乗った事による同化現象で昏睡状態に陥ったが、真壁紅音(ミョルニア)がもたらした情報を元に治療が行われ目覚めた。
現在は腕や足に軽い硬直が残っているものの痛みはなく、歩行がやや困難なほかは支障なく暮らせている。
第二次蒼穹作戦後はパイロット適性率の低下からファフナーを降り、教官として後輩たちの指導にあたっていた。
この時点では、以前のようなフェストゥムへの強い復讐心は薄れ、後輩たちのためにできることをしようと考えていた。
だが、その後輩たちに新同化現象が現れ、彼らが怯えているのを見て、パイロットへの復帰を決意。
開発中のスレイプニール・システムへ搭乗する。
これには、自分を実験台に新同化現象の臨床データを収集するという意図もあった。
搭乗時の超次元現象(SDP)は、「増殖」。
トルーパーモデルが、戦闘で倒されるごとに増え続ける。増えた機体は戦闘終了後に消滅する。
自由に動き回れる気分の良さから、享楽的な戦意が前面に出る。
その状態はL計画で戦死した将陵僚の変性意識に近いようだ。
コアを搭載した無人機“トルーパーモデル”をコントロールする装置。ジークフリードシステムの技術を応用して開発された。
操縦者にはシステムとファフナーの操縦という二重の負荷がかかる。