人類軍の凄腕ファフナー・パイロット。
後にノートゥング・モデルのパイロットとなった。
元々は竜宮島を占領するために派遣された部隊の一員で、自爆して島を沈めるよう上官に命令されていた。その頃のカノンは自分を無価値だと思い込み、下された命令にただ従ってきた。
だが、一騎や羽佐間容子に説得され、物事を自分で選び取るようになる。
現在は、羽佐間容子に養女として迎えられ、島が第二の故郷になっている。
パイロットを引退し、メカニックをめざしてがんばっていたが、
新同化現象に怯える後輩たちを励ましたいという想いから、パイロットに復帰。
戦闘時の超次元現象(SDP)は、「予知」。未来に起こるであろう出来事の可能性を見るようになる。
以前のカノンは、自分の安心が脅かされることへの熾烈な怒りを抱いていた。
だが、後輩たちをサポートする立場となった今は、豊富な戦闘経験と、SDPで得た予知能力に基づき、
冷静で効果的な戦闘を繰り広げる。
ノートゥング・モデル13番機。カノン用に開発された機体で近接攻撃を得意としている。
だが、SDPに見舞われたドライツェンは、未来の可能性を予知するという今までとは違う役割を担うことになる。