一騎たちの後輩で、第二世代のパイロット。
子供の頃、ファフナー・パイロットだった両親が起動テスト中に消滅するのを見て失声症になる。
以降、彼自身がファフナーに乗れるようになるまで、その状態は続いた。
話せない間、何も言わなくても暉の気持ちを察してくれた真矢に恋心を抱くようになる。
「楽園」で働きはじめたのも、真矢と一緒に働けると思ったから。
だが、真矢と一騎の間に割って入るのは想像以上に難しく、いつも一騎に対抗意識を燃やしては、軽くいなされている。
島外派遣の話を聞いた暉は、派遣部隊への参加を決める。
志願した理由は、美羽によって変わっていくであろう世界を見てみたい、というものだったが、
派遣部隊に参加する真矢を守りたいという気持ちもあった。
真矢と同じく、狙撃手として冷静に戦闘をこなしていくが、実は敵を倒す事に喜びを感じている。
島外に出てからは真矢を守るという使命に燃えるが……。
ノートゥング・モデル10番機。マークアハトと同じ、中距離支援型の機体だ。
ドラゴントゥースという、狙撃に特化した大口径の火砲を使用する。複数の弾種に切り替えられるうえ、エネルギー面でもファフナーに負担がかからない高性能の武器だ。