竜宮島のパイロットは、予想外に苦戦した戦闘と、突如芽生えた新しい力に戸惑っていた。
死に直面した彗は怯え、零央は剣の勝負で負けた事に悔しさを滲ませる。芹は自分が生きている事自体を疑っていた。
戦闘を見守った皆城織姫は、その命がいつ尽きるのか、千鶴に尋ねていた。千鶴は事実を告げ、織姫は答えに感謝する。
アルヴィスでは救援隊を一刻も早くシュリーナガルに到着させるための最善策が検討されていた。
だが、それは誰もが言葉を失う方法だった。
しかしカノンは、あのふたりならこれを選ぶと判断し、派遣部隊を救う準備に入る。