竜宮島のエース・パイロット。
幼い頃、皆城総士に深い傷を負わせてしまい、以来、自分の存在を否定し続けてきた。
ファフナーに乗るようになってからも、総士の気持ちが理解できず、島を抜け、人類軍にファフナーごと拘束されたこともある。
だが、外の世界を体験して、自分が今ここにいる意味、人が人と関わる重要性を理解。総士ともより深い絆で結ばれた。
第一次蒼穹作戦後、深刻な同化現象に襲われた一騎は両目を失明。
1年もの間、昏睡状態に陥った。
視力は総士の帰還と共に回復したが、アルヴィス上層部は、一騎にこれ以上の犠牲を強いることはできないと判断。
彼がファフナーに乗ることを禁じた。しかし、それにより、一騎は自分の進むべき道を見失ってしまう。
一騎は総士との絶対的な信頼関係により、変性意識を抑えてきた。
だが、マークザインのリミッターを外してからは、マークザインという強大な力と一体化することによる万能感と、
その力を他者のために使いたいという救済意識が前面に出てくるようになる。
他者の同化現象を自らに移し替えることができる、
特殊な機体。
ベースは新国連が開発したザルヴァートル・モデル。
ノートゥング・モデル11番機。
この機体は一騎が新国連へ渡った際に解体され、
コアはマークザインに移植された。